ありがとうございました

夏コミに参加して参りましたー!
イベントとその翌日の舞舞にて、お話ししてくださった方、一緒に遊んでくださった方々、本当にありがとうございました!!! 楽しかったです!

 

今回はけっこう波瀾万丈だったのですが、いちばん印象深かったのが
夏コミで救護室のお世話になったことでしょうか……

いえ、運ばれたとかではなく、自力で歩いて行って、休ませてもらっただけなんですが(汗)。
それでもスペースにお邪魔していた千紗さんや、彩女さんにさおり〜ぬさん、そしてスタッフの方にはご迷惑をおかけして、申しわけありませんでした。

行かれた方はご存じでしょうが、二日目はとにかく人が多くて、しかも暑かったのです。
おまけに、私の職場は夏休みがなく、特に今年は忙しかったこともあって、夏バテしてるなーという自覚もあったのですね。しっかり食事もせずに夏コミに参加してしまいました(汗)。
いろいろ重なったかな、という感じで。
会場で頭痛と吐き気と指先のしびれが来て、これは素人目にも熱中症だろうと(汗)。涼しい部屋で休ませていただいて、回復できましたが。

皆様も健康管理にはお気をつけ下さいませ……
(と言うか、単に年齢的に体力の限界とかだったら嫌だなぁ(涙))

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バトン回答代わりの連載 22

 翌朝、泰明は西の対に向かった。渡殿はまだ薄暗く、やけに静かに感じられた。狩衣がたてる音が、耳につく。
 妻戸を抜けて、母屋に足を踏みいれた途端、泰明ははっとして足をとめた。
 御簾をあげた部屋には、庭の陽光と、そして様桜の花びらが、いっぱいに満ちていた。
 花びらは板の間にも畳にも円座にも、几帳にまでふりかかっていて、さながら部屋が桜をすきこんだ紙のように感じられた。
(それにこの……香り——)
 いつもなら、この西の対には泰明の好む閑雅な菊花と、友雅が好む艶やかな侍従がまじった香りがただよっている。それが今は、山桜の香りがあたりを包んで、むせかえるほどだった。
 自分は待たれていた、と泰明は思った。たった一日とはいえ、あの桜の妖魅は、泰明をずっと待っていたのだ。部屋中に散り落ちた花びらのひとつひとつが、桜の妖魅が泰明を待っていた一刻一刻の変化したものかと思われた。
 そのとき泰明が感じたのは、不気味さでも怖れでもなく、親しみだった。自分が友雅の訪れを待つときの、期待と切なさと、ほんの少しの不安が混じるあの気持ちを思いだしていた。
 そしてとうとう友雅があらわれたときの、あの胸の高鳴り——
『泰明。来たよ』
 あの笑みを見るたびに、泰明は幸福という感情を思いしるのだ。
 桜の妖魅はどうなのだろう。彼はどんな気持ちで泰明を待っていたのだろう。
「——私は来たぞ。桜の妖魅よ」
 泰明はそうつぶやくと、部屋の中に足を踏みいれた。そして円座に散った桜の花びらをはらいもせず、そこに座った。
 そして待った。
 どれほど経った頃だろう、泰明は自分の髪が風になびくのを感じて、目をあげた。
 その視線の先に、桜の妖魅が友雅の姿で立っていた。

 
 

※来週は夏コミに上京するため、更新はお休みです〜。すみません。
 夏コミに参加される皆様、よろしくお願いします!
 ちなみにここ数週間は忙しく、遙か4はストップしています……

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バトン回答代わりの連載 21

 泰明はその夜を、まんじりともせず過ごした。
 なぜ眠れないのかは、わからない。ただ、気が休まらない。
 明日になれば、東の対にいるはずの妖魅と対峙せねばならないからか。自分はそれを怖れているのだろうか。
 あるいは、傍らに友雅がいないせいで眠れないのだろうか。
 友雅は、宿直でもないかぎり、毎夜通ってきてくれる。手足が冷たいまま眠ると言うことは、ほとんどなくなっていた。
 泰明は横たわったまま両手をあげて、目の前で広げてみた。暗闇の中でも、白い自分の手はぼんやりと浮かびあがって見えた。
 ひやりとした白さの、泰明の手。しかし友雅と過ごす夜は、この両の手がうちからの熱で燃えあがるかと思うのだ。
(……友雅——)
 晴明の問いを反芻する。
 『橘友雅』とは、いったいなんなのだろう。それがわからぬから、自分は妖魅の姿に惑わされ、調伏できぬのだろうか。
(——友雅は優しい。私を人間にしてくれた。常に微笑みかけてくれる。さまざまな感情を、人としての知恵を教えてくれる)
 泰明は友雅の姿を、ひとつひとつ数えあげるように思い描いた。
(扇を玩ぶのがくせだ。箸を器用に使う。流れるような手蹟をしている。お師匠のことが苦手らしい。左近衛府少将の仕事は、そつなくこなしているようだ。自分の家族のこととなると眉をひそめる——)
 泰明は我知らず、あげていた両手をおろし、自分の肩を抱いた。
 こうして友雅の姿を心に描いていると、さまざまな記憶と思いが、あとからあとから湧きあがってくる。『橘友雅』とは何かなど、一言では言い表せそうにない。
 こんなことでは明日、妖魅を調伏できないのではないか。
「友雅……」
 つぶやいてみた。明日の不安よりも、切なさが胸を満たすばかりだった。

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バトン回答代わりの連載 20

 晴明が扇を振ると、優美な女房装束姿の式神があらわれた。泰明はその式神にいざなわれて、廂の間から下がる。
 泰明の姿が見えなくなると、さっそく吉昌が晴明につめよった。
「父上! あれでは泰明に混乱させたまま、妖魅と対峙させることになりまするぞ」
「そう?」
「そうですとも。『友雅』殿とはなにかなど、泰明に問うたりなされて。ただでさえ、友雅殿と同じ姿の妖魅に混乱して、父上のもとに助けを求めてきたとのでしょう?」
 吉平も言葉を添えた。
「妖魅のことを『友雅』殿であるなど、よりによって父上が言の葉にするなど、危ういことです。名付けることは、ものの在りようの根本に関わる咒なのだと、いつもおっしゃっているではないですか」
「おやおや。吉平まで」
 晴明はあくまで飄々としていたが、吉平は居住まいを正した。
「父上。——もし妖魅が友雅殿と同じほど強い心を持っており、しかも友雅殿と同じ姿をしているなら、咒によっては本当に妖魅が『友雅』殿にすりかわってしまうこともありましょう」
 晴明は微笑んだまま、ぱちりと扇を閉じた。
「咒によっては。たしかにそうだろうね。だが、さて、それを決めるのは誰だろう。泰明かな。それとも友雅殿ご自身か、あの美しい桜の花か」
 吉平と吉昌は顔を見あわせた。
 晴明は独り言のようにつぶやく。
「誰がその者の在り方を決めるのだろうね。……自分の在り方を自分自身で決めることができる者が、はたして幾人この世にいるだろう」
 そう言うと、晴明は立ちあがり、いずこへともなく去っていった。残された吉平と吉昌は、ただ言葉もなく父親の背中を見送っていた。

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メイン8人クリア!

とりあえず、8人全員にっこり笑ったアイコンになりました!
続けて岩長姫と夕霧とシャニと皇もクリアしましたー。
以下、ネタバレです。

 

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バトン回答代わりの連載 19

「それは——」
 つぶやいたきり、泰明はふつりと声を呑みこんでしまった。
 そのまま次の言葉を継げずにいる泰明を見て、晴明は声もなく笑った。
「お前、友雅殿が何かもわからずに、友雅殿でないものを調伏しようとしていたのかい? でもねぇ、それは無理というものだよ」
「父上。泰明をからかうのはおやめなされませ」
 吉昌がふたたび晴明を取りなした。
「おや。からかってなんかいないよ」
「友雅殿は人間ですよ。左近衛府少将です。桜の精霊ではありませぬ。明らかな話ではありませぬか」
 晴明は泰明に目を向けた。
「……泰明。お前は友雅殿が人間だから友雅殿を好きなの? それとも左近衛府少将だから? もし友雅殿の正体が桜の精霊なら、お前は友雅殿を嫌いになってしまうのかい?」
「そのようなこと、ありません!」
 晴明の言葉をさえぎる勢いで、泰明は言いはなった。それまで自信なげに顔をふせていたとは思えない気迫だ。
「友雅は、友雅が何者であろうと、私の気持ちは変わりません。私は……!」
「ふふ。可愛いね、泰明」
 晴明は満足そうに笑った。
「お前の気持ちはわかったよ。それなら大丈夫だから、明日はお前が西の対の客人に対応おし」
 にこやかに、けれど反論を許さない口調で晴明は命じた。泰明は一瞬表情を硬くしたが、素直に頭をさげた。
「……承知いたしました」
「ではお下がり。今日はこの東の対に泊まっていいよ。式神に、お前の閨の用意をさせよう」

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バトン回答代わりの連載 18

 泰明は大きな瞳を見ひらいた。吉平と吉昌も、顔を見あわせる。
 晴明は微笑んだ。
「だって、力ずくで調伏なんかしたら、桜の木が枯れてしまうもの。可哀想だよ。あんなに美しく咲いているのに」
「ですが、あれは妖魅では」
「『妖魅』ねぇ」
 晴明は脇息に寄りかかり、扇をはらりと開いた。
「『妖魅』とは、はて、なんだろうね」
「お師匠?」
 泰明が晴明にあしらわれているのを見かねてか、吉昌が助け船をだす。
「父上。西の対にいるものをなんと名付けようと、そこに住む泰明にとって招かざる存在であることはたしかでしょう。今宵は友雅殿もおられないようですから、まだいいものの、明日にもなれば——」
「招かざる、かぁ。ホントにそうなの?」
 晴明は、吉昌の言葉にも応じると言うよりは独り言のようにつぶやき、扇を指先で玩んだ。
 扇面には春の山の風景が描かれている。桜をはじめとした草花が扇からこぼれんばかりに咲き乱れて、いかにも華やかな品だ。花を無邪気なまでに愛した亡き妻を思いだして、晴明はわずかに目を伏せた。
「あれは友雅殿とまったく同じ姿で、友雅殿と同じように泰明を恋い慕っている。——だったらあれは、友雅殿じゃないの?」
「……父上?!」
 吉昌が大きな声をだした。吉平もさすがに驚いた様子で、晴明を見つめる。
 泰明は膝の上で拳をぎゅっと握りしめていた。
 晴明は扇を閉じると、泰明をまっすぐに見つめた。
「泰明。答えてごらん。友雅殿とは、『橘友雅』とはいったいなんだい?」

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さらにプレイ中

風早→布都彦→アシュヴィンをクリアしました〜。
以下、ネタバレと一言レスです。

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遙かなる時空の中でキャラクターソート

私もやってみましたよ!!! 私も仲間に入れて下さい!!
と言うわけで、以下結果です〜。

 

順位    名前
1    安倍泰明 ——当然ですね♪
2    橘友雅 ——これも当然です。
3    銀 ——ここでいきなりズッコケましたよ!
4    平知盛 ——うわ、恥ずかしい……
5    安倍泰継
6    翡翠
7    リズヴァーン
8    武蔵坊弁慶
9    ヒノエ
10    源九郎義経
11    有川将臣
12    平重衡 ——5位以下、穏当ですね。
13    柊 ——クリアしたばかりです。
14    遠夜
15    アシュヴィン
16    森村天真
17    那岐
18    源実久
19    多季史
20    梶原朔
21    白龍(3)
22    黒龍(3)
23    岩長姫
24    布都彦
25    藤原湛快 ——帝より上だ!
26    帝(舞一夜)
27    葛城忍人
28    風早
29    サザキ
30    リブ
31    ナーサティヤ
32    エイカ
33    羽張彦
34    梶原景時
35    流山詩紋
36    源頼久 ——な、なんでこんなに低いんでしょう。
37    平敦盛
38    平勝真
39    彰紋
40    春日望美
(略)
96    レヴァンタ

 

以上でした(笑)。
自分でも意外な結果になりました。でも楽しかったです!

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バトン回答代わりの連載 17

「過保護はやめておくとしよう。泰明もいろんな妖魅に自分で対処できるようにならないといけないものね」
 風にのって、花びらが晴明の髪に落ちた。妖魅が手を伸ばして、晴明の髪に触れようとする。その手を、晴明は扇でぱしりと打った。
「先刻ので満足しておおき。私が妖魅に身を触れさせるなんて滅多にないことなんだから」
 そう言うと、しゅっと衣擦れの音をたてて踵を返した。桜の妖魅は晴明を追ってこない。桜の花びらが、そこまで散っていないからだ。立ちつくして、泰明と同じ姿の晴明を切なげに見つめていた。
 妻戸のところに、女房姿の晴明の式神が控えていた。
「今日はとりあえず、泰明の部屋に散った花びらをすべて処分しておしまい。まぁ、明日にはまた散り敷かれているだろうけどね。その処分は泰明に考えさせるさ」
 晴明は命じて、悠々と渡殿を帰っていった。

「——お師匠!」
 東の対に戻ると、泰明が廂の間で晴明を待っていた。
 その横に、晴明の息子の吉平と吉昌の姿がある。東の対を留守にしていた間に訪れ、待っていたのだろう。
 泰明から今回のことの次第を聞いたのか、興味深げなまなざしで晴明を見ていた。
「お師匠。様子はいかがでしたか。桜の妖魅は……」
 泰明は立ちあがる気配を見せた。それを手で制して、晴明は泰明と息子たちの上座にある畳に座った。
「うん。本当に友雅殿にそっくりだったねぇ。驚いたよ」
「それで、その。妖魅を調伏されたのでしょうか」
「んー。最初はそのつもりだったけど。やめた」
「え?」

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