私はとりたてて趣味のない人間ですが、読書は好きですよ!
変化の少ない生活の、数少ない彩りです。
と言うことで、ここ数ヶ月で読んだ本のうちから面白かったものをネタにしてみます。
モンテ・クリスト伯
(岩波文庫 1〜7巻)A.デュマ
今更ですが読みました。あらすじは知ってるのに、なにこれ面白すぎる!って感じで一気に読みました。
モンテ・クリスト伯の金持ちっぷりが素敵。(ものすごい贅沢な新居の大理石をちらっと見て、あまり良くない、もっといい大理石に取り替えろとか、さらっと下僕に命じるあたり、どこの攻め様だとか思ってしまいました(笑)。もちろん伯爵のが原型ですが、いや勉強になりました)
復讐とゆるしの物語。無人島に持って行きたい作品のひとつです。
翼の帰る処
(幻狼ファンタジアノベルス)妹尾ゆふ子
ファンタジーです。隠居願望の強い役人のヤエトは、閑職を楽しむつもりで辺境の北嶺に赴任したのに、なんとそこに皇女が太守として赴任してきて……という物語です。
こんな虚弱体質の主人公(しかも男)見たことない(笑)。登場するキャラの庇護欲を片っ端から刺激しているところが楽しいです。
しかしけっしてコミカルな話ではなく、世界観や設定はかなり重厚で壮大です。いいです。ものすごくツボです。
今年の夏に続編がでるとのことで今から楽しみ。
煌夜祭
(C・NOVELSファンタジア)多崎礼
同じくファンタジー。蒸気に浮かぶ十八諸島には冬至の夜、語り部たちが夜を徹して物語を語る習慣がある……一見すると連作短編集ですが、しだいにひとつの大きな物語が浮かびあがってくるという作りになってます。
傑作、名作の声が高かったので読みました。本当に傑作でした!
次々に伏線が回収されて、あるいはどんでん返しを経て明らかになっていく物語の全貌に、わくわくしました。巻を措く能わずという作品は、こういう物語をいうのでしょうね。
先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!
(築地書館)小林朋道
「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」というサブタイトルがついています。タイトルのとおりの、大学で起きる珍事件を人間動物行動学の先生が描いたエッセイ(?)です。
笑えました。タイトルのインパクトは伊達じゃありませんでした。動物好きの方におすすめです。
ちなみに続刊は「先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!
」だそうです。